1958-03-27 第28回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
いわば、はっきりした害鳥とも言えるものはスズメ、ニューナイスズメのたぐいであるわけでありますが、これらとともに出て参ります小鳥が撃たれるということになりますと、やはり一番増殖を考えたい有益小禽類というものが無差別に撃たれることになりまして、そこで従来一応この点につきましてはいろいろ批判があったわけでございます。
いわば、はっきりした害鳥とも言えるものはスズメ、ニューナイスズメのたぐいであるわけでありますが、これらとともに出て参ります小鳥が撃たれるということになりますと、やはり一番増殖を考えたい有益小禽類というものが無差別に撃たれることになりまして、そこで従来一応この点につきましてはいろいろ批判があったわけでございます。
○政府委員(石谷憲男君) お手元に差し上げております猟政関係資料の第一ページに、有益小禽類の増減と害虫による森林被害面積との関係について掲記いたしておりますが、これは御承知のように東京都下に私どもの方の付属機関として持っておりまする鳥獣実験場におきまして、年々同一の方法で繰り近えし調査したものを、ここに掲記しているというわけでありまして、この種の調査が全国的に行われているという状況じゃございません。
特にまた、学校関係等は一番やはり力こぶを入れる対象ではないかということで、こういったもののPRに力を入れるということには努めておるわけでございまするけれども、なかなか狩猟鳥と非狩猟鳥、有益小禽類としからざるものという、その飛んでおる姿なり、あるいは遠くに静止をしている姿において識別をいたしまして、どうこうするというふうな点までの知識ある。
○上林忠次君 法案とは直接関係ないかもしれませんけれども、午前中に千田さんから水産の関係も含めての生物のバランスというようなお話もありましたが、私、有益小禽類の増減と害虫による森林被害面積との関係というような、この表を見ていましても、相当はっきりした数字が出て、こういうような傾向が出ておる、これを大きくして日本全体から考えて、まあ戦後の鳥獣の今のあり方、現在の現状、それとまあ作物あるいは森林植物の被害関係